上高地から、北アルプスの山へ・・・。
車で上高地へ向かう場合、マイカー規制(通年)のためシャトルバスかタクシーに乗り換えなければなりません。
始発のシャトルバスに乗りたい人は、前乗りして車で仮眠を取りたい人も多いはず。
でも、初めて行く人にとって駐車場、トイレ、周辺施設の様子が分からないと不安ですよね？
ということで、長野県側の乗換場所である沢渡（さわんど）ナショナルパークゲート付近のどの駐車場が前乗り車中泊に適しているかをまとめてみました。
今回は、私が車中泊した「市営第2駐車場」と周辺施設、その他の駐車場についても合わせてご紹介したいと思います。
この記事でわかること
- 「市営第1〜4駐車場」詳細
- 市営第2駐車場の「料金、トイレ、付近の施設」
車中泊に適した駐車場はどこ？沢渡（さわんど）駐車場で登山前乗り車中泊してみた
沢渡（さわんど）ナショナルパークゲート付近には市営と民間の駐車場があり、合わせて約2,000台駐車できるそうです。
こんなに駐車場があると、どこに止めたら良いのか迷いますね。
営業時間
上高地公式サイトより引用
市営：24時間
民間：5:00頃〜 ※シャトルバスの運行時間に合わせて変動あり
今回は、営業時間に制限がない24時間営業の市営駐車場についてご紹介します。
市営第１〜４駐車場
長野県側からの乗り換え場所となる沢渡（さわんど）ナショナルパークゲート付近の4ヵ所の市営駐車場。
営業期間
4/17〜11/15 ※冬季期間は一部閉鎖
営業時間
24時間（自動ゲート）
料金
普通車 700円／1日
バイク 350円／1日
日付が変わると料金が加算されるシステム
普通車の場合は
1日/700円
1泊2日/1,400円
2泊3日/2,100円
駐車場周辺の標高
標高：1,000m
車中泊に適した駐車場は？
結論から言うと、車中泊に適した駐車場は、「市営第2駐車場」です。
その理由を、駐車場ごとに説明していきます。
×市営第1駐車場（いっぷく平）
通常はバス規制日に観光バス等の駐車場になっているため、「一般車は駐車できません。」
ただし、沢渡(さわんど)地区のすべての駐車場が満車になった時には臨時的にマイカー等に解放することがあるそうです。
◎市営第２駐車場（足湯公園駐車場）
収容台数（普通車）:550台
駐車場の中で一番収容台数が多です。
駐車場脇にトイレ（24時間）・足湯があります。バスターミナルまで徒歩5分位。
◯市営第３駐車場（かすみ沢駐車場）
沢渡（さわんど）ナショナルパークゲート内のトイレ
（2021年7月に撮影）
収容台数（普通車）:410台
沢渡（さわんど）ナショナルパークゲートの向かい側にあり、地下道で直結されているので駐車場からのアクセスが良いためほかの市営駐車場に比べ混雑します。
私が第3駐車場を選ばなかった理由は
- 2021年から駐車場の一部が「日帰り利用車専用」になった事→つまり連泊する人が駐車できる場所が減ったということ
- いちばん近い沢渡（さわんど）ナショナルパークゲートのトイレが夜間は閉鎖されている
夜間も利用できるトイレがそばにあった方が良かったので第３駐車場は候補から消えました。
△市営第４駐車場（岩見平駐車場）
収容台数（普通車）:140台
上高地に一番近い市営駐車場。駐車場出入口付近にタクシー乗り場とバス停があります。
道の向かい側はグレンパークさわんどという商業施設があり、併設トイレは年中無休で利用できます。
↑上高地行きのシャトルバスに乗車して思ったのですが、第４駐車場のバス停は、始発バス停ではないため混雑時に乗車する場合、補助席しか空いておらず、肩身の狭い思いをすることに…。このバス停からシャトルバスに乗るのはあまりおすすめできません。しかも、駐車場はバスターミナルから結構離れています。
したがって、第２駐車場が前乗り車中泊するに最も適した駐車場であると言えます。
今後の情勢により、記載事項が変更になる場合がありますので、詳しくは上高地公式サイトでご確認ください。
市営第２駐車場 詳細
料金
日付が変わると料金が加算されるシステム。
普通車 700円
駐車台数
550台
足湯
２１時頃まで明かりがついています
料金：無料
トイレ：足湯公園トイレ
駐車場横にトイレがあります。
洋式水洗で虫もおらず快適。トイレ自体が広く個室数も多いので混雑時さほど並ぶことはなさそう。
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