アルプスの入門コースとして人気の高い「燕岳」
燕岳の近くには、「燕山荘テント場」があり、初めてテント泊をする方におすすめしたいテント場です。
今回は、9月にテント泊をした様子と「予約方法・設営場所・テント場トイレ・水」についての情報をご紹介したいと思います。
【燕岳テント泊】9月燕山荘テント場「予約受付・設営場所・トイレ・水場」
燕山荘テント場は、予約が必要で「燕山荘WEBテント予約」から予約できます。
しかし、人気のテント場なので、週末はなかなか予約が取れません。
なぜ、奇跡的に予約が出来たかというと、登山を予定していた前日「予約サイトの混雑状況カレンダー」で空きを見つけたからでした。
WEB予約の受付とキャンセルは、前日まで可能なので、予約サイトを前日までマメにチェックしていたら、空きが出る可能性があるかも・・・。
ちなみに、当日キャンセルは電話連絡のみで、キャンセル料もかかるので予約は計画的に。
天気や体調と相談して慎重に決めましょう。
燕山荘テント場「受付場所」
正面入り口を入って右側がフロントになっているので、そちらで幕営手続きを行います。
支払いは、「現金払いのみ」でクレジットカード等は、使えません。
受付が済むと札がもらえるので、テントの見えやすい位置につけます。
チェックアウトの受付は無く、朝に燕山荘の玄関前に札の回収箱が置いてあるので、札を箱に返すだけでOK。
燕山荘テント場の場所
テント場は、燕山荘前(中房方面側)にあります。
燕山荘まで階段があり、少々離れているので燕山荘に用がある(売店・昼食・水)場合はまとめて行った方が良いです。
燕山荘テント場「設営場所」
テント場内であれば、好きな所に設営できます。
テント場は奥行きがあり、奥にあるトイレ付近の設営場所からは燕岳が一望できます。
地面は、アルミペグが刺さりやすく、大きめな石がいくつも置いてあるので設営しやすかったです。
平らな砂地なので、テント内に居ても地面が凸凹したり、斜めになったりせず快適に過ごせました。
ただ、一つだけ難点だったのは撤収時・・・。
結露したグランドシート(テントの下に敷いてたシート)やテントに細かい砂がついて全然取れなかったこと。
結局、現地で完全にきれいにするのは不可能だったので、帰宅後自宅のシャワーで砂を落としました。
みんなどうしてるのか知りたい・・・。
テント場内トイレ
以前テント泊した時には、和式のくみ取り式トイレでしたが、老朽化により2022年に改修工事をして新しくなるようです。
燕岳テント場トイレ改築工事に伴うご協力のお願い
燕岳テント場にあるトイレは安曇野市の公衆トイレで管理は燕山荘が担っています。
この度、老朽化のため建て替えをすることになり、2021年9月27 日から解体工事が始まり、完成は2022年秋以降となる予定です。
テントのお客様には何かとご不便をおかけすることになりますが、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
燕山荘ホームページより引用
テント場トイレがご利用いただけない期間は、テント泊のお客様は燕山荘本館のトイレをご利用いただく事になります。
サンルーム・水の購入方法
テント場内に水場はありません。
サンルームで1L200円で購入できます。
サンルームの会計は、外からでも小屋内からでも可能です。
小屋内のサンルーム・食堂の様子はこちらから
\水の持ち運びはこれがあると便利/
売店
小屋の正面玄関を入って左側に売店があります。
手ぬぐい・バッチ・Tシャツなどのお土産からカップ麺やお菓子などの食べ物はこちらで購入できます。
カトラリーを忘れても大丈夫!箸も売ってました。
販売品など詳しくはこちらから
\めっちゃ軽い!おすすめテーブル/
【写真】燕岳景色
稜線に出てからの景色が美しく、白い砂に覆われているせいか女性らしい印象を受ける山でした。
さすが「北アルプスの女王」と呼ばれているだけあります。
テント設営して少しのんびりした後に早速、燕岳山頂を目指しました。
しかし、燕岳の東側がガスに覆われた状態・・・。
綺麗だけど、ちょっと残念だなー。
なんて思って登っていると、東側のガスかかった方を覗き込みながら「ブロッケン綺麗よ!」と盛り上がっている、お姉様方に話しかけられ、夫が一言
夫「・・・うん、いいブロッケンだ」←分かってない
私「ブロッケンってなんです?(笑)」
ブロッケンとは”ブロッケン現象”のことで、陽の光が背後から差し込んで自分の影の周りに色のついた光の輪が現れる珍しい現象のことらしいです。高い山で見られるんだとか。
珍しい現象らしいのですが、登り初めから降りるまでずっと居ましたよブロッケン。
見れる日はずっと見れるらしいです。
一体、君の同じ様な写真何枚とったよ?
登山あるある。
後で撮った写真を見返すと、同じ景色の写真が何枚もある。
ブロッケン10枚くらいありました。
イルカ岩とかメガネ岩とか他にも見所があります。
【写真】テント場からの朝日
テント場から朝日が見られます。
外に出ると、他にも朝日を見るために集まった人達が・・・一体感がありました。
燕岳周辺は、一日中色々な景色を見せてくれるので飽きません。
曇って夕日が見れなかったので、次こそは見たいです。
燕岳周辺情報
登山計画を立てるのに役立つサイトです。
山の天気は変わりやすいし、テント場周辺はかなり寒いです。
装備を揃え、計画的に登りましょう。
まとめ:【燕岳テント泊】9月燕山荘テント場「予約受付・設営場所・トイレ・水場」
燕山荘テント場は、整備されていてとても綺麗なテント場でした。
テント場からの眺望が良く、燕岳や朝日が見られます。
感動したのは、小屋の販売品(食料・飲料・小物)が豊富なこと。
それから、テント場トイレが改修工事で綺麗になるみたいなので、次に訪れる際は楽しみです。
何度も訪れたくなる居心地のいい素敵な空間でした。
この記事が、燕岳でテント泊を考えている方の参考になれば嬉しいです。
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