冬用シュラフに、NANGA(ナンガ)のオーロラライト750DXを使っています。
買って大満足なのですが、使っていてストレスを感じる部分もありました。
そこで今回は、NANGA(ナンガ)のオーロラライト750DXを2年使用して感じた「メリット」「デメリット」をご紹介します。
NANGA(ナンガ)のオーロラライト750DX
- 使いにくいと感じた部分
- どんな時に寒いと感じるのか
- 便利な機能
- 登山用ザックに収納した時どんな感じ?
- オスプレー エーリエル55
- ゴッサマーギアg -40
ナンガオーロラライト750DX「2年間使用して感じた」メリットデメリットまとめ
もともと、スリーシーズン用シュラフ「mont-bellダウンハガー800#2」を使用していました。
でも、秋のキャンプや登山で寒くて身の危険を感じたので、冬用シュラフの購入を検討したんです。
冬用シュラフは、ダウンハガーのスペックを元に、次の条件で探しました。
mont-bellダウンハガー800#2スペック
用途:夏山登山・秋キャンプ・秋車中泊
快適温度:0℃
限界温度:ー6℃
収納サイズ:φ15×30cm
適応身長:〜183cmまで 〜173cmまで(women’s)
カラー:イエロー
特徴:ストレッチ素材・女性モデルがある
冬用シュラフの購入条件
用途:秋山登山・秋冬キャンプ・秋冬車中泊に使用
- 収納サイズがコンパクトな物
- 快適温度が−10℃くらい
- 落ち着いたカラー(ブラウン系かカーキ系)
サイズは、登山用ザックの底の部分に横向きで収納できる、ダウンハガーに近いサイズ(φ15×30cm)
色は、夏用シュラフが派手なカラーだったので、落ち着いたブラウンやカーキ系
主に使用するのは、秋登山や冬キャンプだったのでオーバースペックになりすぎない、快適温度ー10℃の物に絞りました。
個人的に、シュラフの色は落ち着いたカラーを選んだ方が、後から後悔しないよ。
NANGAオーロラライト750DX「欠点」
レギュラーサイズは女性には大きい
公式サイズでは、「レギュラーサイズは178cmまで、ショートサイズは165cmまで」となっていましたが、ショートサイズのカラーはレッドのみ。
レギュラーサイズは、175cmの夫にはちょうど良かったのですが、162cm標準体型の私には身長・幅ともに少し大きかったです。
サイズ的に私は、ショートサイズがジャスト。
でも、ブラウンが欲しかったので、レギュラーサイズを購入しました。
シュラフが大きいとどんな時に寒さを感じる?
車中泊をしていて、0℃でスエット姿で寝た時寒さを感じました。
隙間があると体の熱がダウンに伝わらないのと、隙間から冷気が入って寒さを感じます。
- ダウンジャケット・ダウンパンツ・ダウンシューズを着込んで寝る
- インナーシーツを使う
❶の方法で、爆睡。寒さを感じずに寝れました。
登山やキャンプで物を減らしたい場合には、この方法で寝ています。
\安い・シンプル・評価よしでおすすめ/
❷のインナーシーツは、車中泊に最適。
暖かく、肌触りも良いため快適に寝られます。
私が、使用しているナンガのインナーシーツは厚手のメッシュ素材なので、暖かい季節に単体で使用してもOK。
山小屋泊はインナーシュラフだけ持っていけば良いので荷物も減らせます。
もこもこしすぎて収納袋に入れずらい
買った当初、本当に苦労したのがこれです。
mont-bellのシュラフの時は、全然余裕だったのに、ナンガのシュラフは、収納袋に収まりきらないほどもこもこしています。
- シュラフの上に乗ってぺたんこになるまで「空気をぬく」
- 収納袋に入れるとき潰しながら入れる
コツは、収納袋に入れる前に「シュラフの空気を抜くこと」
空気が入ったままだと、どうやっても入らず、力任せに入れようとすると収納袋が破れてしまう恐れがあるので、要注意です。
NANGAオーロラライト750DX「便利な機能」
ファスナーが噛みにくい
ファスナーに「YKK噛み込み軽減パーツ」を採用。
開け閉めしている時に、布を巻き込むことがないので、ストレスを感じずに使用できます。
暗いところでファスナー部分が光るのも便利。
ダウンがかたよらないので暖かい
「台形ボックスキルト構造」を採用。
台形のボックス同士が、支え合う構造になっているので、袋から出してもすぐにふかふかになります。
ダウンのかたよりが軽減される作りになっているので、熱を逃さず保温されます。
結露しにくい
「オーロラテックス」という防水透湿性機能を持った素材を採用。
朝起きた時、自分の吐いた息などによる結露の不快感を感じないシャリっとした生地になっています。
頑丈なメッシュの保存袋付き
メッシュの収納袋って通気性は良いけど、耐久性はどうなの?と思っていましたが、少々雑に扱っても大丈夫。
伝線したり穴が開ない、頑丈な素材でした。
収納サイズはどれくらい?
収納袋に入れた状態で、mont-bellダウンハガー800#2とNANGAオーロラライト750DXを比較してみました。
そのままだと、横にして収納できません。
でも大丈夫。これも計算のうちです。
mont-bellのコンプレッションキャップ(Mサイズ)で圧縮すると、さらに小さくなります。
ちなみに、こんなに潰して大丈夫なのって思いますよね?
大丈夫。袋から出したらあのふかふかシュラフに戻るし、生地のシワもすぐに元に戻ります。
ナンガオーロラライト750DXスペック
快適温度 | -8℃ |
下限温度 | -16℃ |
表地 | 15Dオーロラテックス |
裏地 | 150Dリップストップナイロン |
内部構造 | ボックスキルト構造 |
ダウン量 | 750g |
重さ | 1,280g |
サイズ (身長) | ショート 165cmまで(レッドのみ) レギュラー 178cmまで ロング 185cmまで(ブラウンのみ) |
収納サイズ | φ19×31cm |
カラー | レッド・ブラック・グレー・ブラウン |
使用後のメンテナンス【簡単】
- 布団乾燥機などで乾燥させる
- 収納袋から出し保存袋で保管する
「永久保証」でもしもの時に安心
NANGAの製品は高価ですが、品質・サービス共に一流です。
ちなみにシュラフの洗濯は家庭用洗濯機とダウン用洗剤があれば可能らしいですが、労力と失敗が怖い方は、クリーニングを依頼するのも手です。
ナンガオーロラライト750DX最安値
どのサイトも定価販売になるので、ポイントが付くサイトで購入すると良いでしょう。
Amazon・Yahoo!ショッピングは「ポイントが10倍」になっている時がねらい目。
楽天ユーザーは、「お買い物マラソン」の時に獲得ポイントを倍にして購入するのがおすすめ。
まとめ:ナンガオーロラライト750DX「2年間使用して感じた」メリットデメリットまとめ
冬用シュラフは、NANGA(ナンガ)オーロラライト750DXがおすすめです。
高価ですが、買って本当に良かったです。
この記事が、オーロラライト750DXの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
- もこもこしすぎて収納袋に入れずらい
- レギュラーサイズは女性には大きい
- 「ショート・ロングサイズ」のカラーバリエーションが少ない
- ファスナーが噛みにくい
- ダウンがかたよらないので暖かい
- 表面が結露しにくい
- 通気性が良く頑丈なメッシュの保存袋が付いている
- 収納時かなりコンパクトになる
- デザイン(色)がかっこいい
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