田舎暮らしに憧れて山梨に移住したものの、最大の壁は“虫問題”。
虫が苦手な私でも、どのようにして快適な田舎暮らしを実現できたのか。
「田舎暮らし 虫対策」のリアルをお伝えします。

ご安心ください。虫の写真は出てきません。


kimi
40代・子なし・夫婦2人暮らし
2023年 神奈川県川崎市 → 山梨県甲府市へ移住
自然に囲まれた環境で、キャンプ・登山・サウナを楽しみながら、山梨ライフを満喫中しています。
移住を考えている方に向けて、山梨のリアルな暮らしや感じたことを発信していきます。
山梨の自然とセットでついてくる「虫問題」


山梨の自然は本当に素晴らしいです。四季折々の風景、空気のおいしさ、静かな時間…。
しかし、その自然とセットでついてくるのが虫・・・。
特に春から秋にかけては、カメムシ・蛾・ハチ・蚊・ハエ…などなど、さまざまな虫が家のまわりに現れます。
自然と向き合うということは、虫との付き合い方を考えることでもあると痛感しました。
虫が苦手だからこそ慎重に選んだ住まいの条件


私が選んだのは、集合住宅の上階です。
田舎では戸建てが主流ですが、虫が苦手な私にとっては「虫が入りにくい家」が最優先でした。
戸建ては地面に近く、どうしても虫が入りやすい環境です。
その点、集合住宅の上階は、地面から距離があるぶん虫が物理的に届きにくく、気密性も高いため、虫の侵入リスクがぐっと下がります。
実は以前、神奈川県でマンションの1階に住んでいたとき、虫が頻繁に出て悩まされ、最終的にはそれが原因で引っ越したという苦い経験があります。
山梨で内覧した戸建て物件でも、室内に虫の死骸が大量にあって「ここでは暮らせない」と直感。
その経験から、今回は虫と無理に共存しない暮らし方を選びました。
「田舎暮らし 虫対策」は、グッズだけでなく住まい選びから始まる。
その大切さを実感しています。
\中古別荘を内見した時のゾッとした話/


「自然の中でも快適に」虫対策で変わった暮らしの質


山梨での暮らしが快適なのは、徹底した虫対策をしているからです。
対策前は、光を通すロールスクリーンを使っていたため、夜になると光に誘われた虫が窓に集まり、「パチッ…」とガラスにぶつかる音がよく聞こえていました。
ときには窓の隙間から室内に入ってくることも。
しかし、虫対策を始めてからは、ベランダや玄関先で虫を見かけることがほとんどなくなり、室内もぐっと快適に。
虫ストレスがなくなるだけで、暮らしの質は格段に上がりました。
これだけは揃えたい!田舎暮らしの虫対策アイテム8選
虫嫌いの私が実際に使って「これは効く!」と感じたアイテムを厳選してご紹介します。
屋外の虫対策アイテム
我が家で使っている「屋外の虫対策アイテム」は、厳選した3つだけです。
ハッカの虫よけビーズ


ハッカ精油に含まれるメントールの香りは、蚊、ハエ、ハチ、アブ、ゴキブリ、クモなどが嫌うため、置いておくだけで虫除け効果があります。
玄関とベランダに設置後、羽虫・カメムシをほとんど見かけなくなりました。
大容量サイズ&詰め替え可能なタイプがおすすめです。
私は、ホームセンターDCMのハッカの虫よけビーズ(1,800g)を使っています。
Amazonなどでは、500gタイプしかなかったので、DCMが近くにあれば探してみて下さい。
オニヤンマくん


肉食のトンボ「オニヤンマ」を模した虫除けグッズ。
蚊、ハエ、アブ、ハチなどの天敵であるため、虫が本能的に近づかなくなるとされます。
ベランダに2匹設置してからハチを見かけなくなりました。
虫こないアース(玄関灯・外壁用)


玄関まわりやベランダの手すりにスプレー。
クモ除けに特に効果的です。
撥水成分入りで雨にも強く、効果は約4ヶ月。
虫に直接スプレーすれば殺虫剤としても使えます。
屋内の虫対策アイテム
屋外から虫が侵入することが減ったので、「屋内の虫対策アイテム」はこの2つだけです。
アースノーマット(コンセントタイプ)


コンセントに差し込むだけで使えるコードレスタイプ。
掃除の邪魔にならず、蚊や小バエへの効果も実感しています。
リビングと寝室に設置して「家の中に虫がいる」と感じた時だけ使用しています。
ダニスプレー
寝室やリビングでスプレーするだけでダニ対策に。
暖かくなる春〜夏にかけて定期的に使うようなってから、ダニに刺されなくなりました。
スプレータイプはカーペットがベタついたことがあったので、プッシュタイプを使っています。
屋外作業の虫よけアイテム
我が家は山の中にあるため、外で作業をしていると虫の襲撃にあうこともしばしば。
集合住宅の共有部分の掃除が定期的にあり、屋外で作業することが多いので、趣味のキャンプや登山で使っている虫よけアイテムをそのまま併用しています。
パワー森林香




屋外作業や掃除の際に焚くと、蚊やアブ、ユスリカなどをしっかりガード。
通常の蚊取り線香より煙が多く、有効成分も強力なので屋外でも効果を発揮します。
ヒル下がりのジョニー


ヤマビル対策用スプレー。
靴や服にスプレーして忌避、直接噴射で撃退も可能。
暖かい時期の住民清掃や登山時に活用しています。
\携帯できるミニサイズがおすすめ/
パーフェクトポーション アウトドアボディスプレー


シトロネラやペパーミントなど天然精油を使った肌に優しい虫除けスプレー。
爽やかな香りで、敏感肌の方やお子さんにも使いやすい一本です。
\携帯できるミニサイズがおすすめ/
【まとめ】虫嫌いでも田舎暮らしはできる!山梨移住者が語るリアルな虫対策の話
- 田舎暮らしには虫対策が欠かせない
- 虫が苦手な人こそ「住まい選び」が最重要
- 屋外・屋内・屋外作業時とシーン別の対策が効果的
- グッズは複数を組み合わせて使うのがおすすめ
- 虫ストレスが減ると、田舎暮らしがもっと好きになる
「田舎暮らし=虫が無理」と思っていた私でも、しっかり対策すればここまで快適に暮らせるんだと実感しています。
虫が苦手でも、諦める必要はありません。
自然の中で、心地よく暮らす方法はきっと見つかります。