2020年11月に読んだ本

こんにちは、kimihibiです。
今回は、2020年11月に読んだ本をご紹介します。気になる本があれば是非手に取ってみてください。

目次

「悪夢のエレベーター」木下半太

木下半太(著) 幻冬舎 (2014/10/10)

あらすじ

目覚めると緊急停止したエレベーターの中に閉じ込められていた。エレベーターの中には胡散臭い中年男、全身緑色のバッタみたいなオタクっぽい青年、全身真っ黒な魔女みたいな暗そうな女。主人公を含め4人の人間が閉じ込められていた。妊娠中の妻から「産まれそうだ」と連絡を受けていた主人公は脱出を試みるがーーーー

感想

通勤時に読んでいてニヤニヤしていたが、マスクに救われた。マンションのエレベーターに閉じ込められた男女4人のドタバタコメディ!?シュールなボケと軽快な突っ込み。初めは、コントを見ている気分だったが後半から一変しゾッとするエンディング。エレベーターだけに読み手の感情を上下させる作品だった。続編も出ているので今後紹介できたらと思っている。

「ファーストラヴ 」島本理生

島本理生(著) 文藝春秋 (2020/2/5)

あらすじ

アナウンサー志望の女子大生「聖山環菜」が、父親を刺殺。臨床心理士の「真壁由紀」は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、取材を重ねる。そこで、見えてきた真実。心に傷を負った人達の再生の物語。後半に明かされていく真実にページを読む手が止まらなかった。事件は「由紀」のトラウマとリンクしていく。

感想

毒親
弱味を利用し欲望を満たす男達
彼女達は、ただ「愛」が欲しいだけなのに・・・・

読んでいて辛かったし、無責任な人達に憤りを覚えた。心を動かされたのは、「由紀」の夫の言葉と「由紀」を包み込む愛情。
終盤は、涙が止まらなかった。

この本で心に残った言葉

「人なんていくらだって変わるよ。たとえ今は形だけの和解でも、年を取ってから、それを受け入れてよかったと思える日が来るかもしれない。」

島本理生 著 ファーストラヴ 引用

「愚者の毒」宇佐美まこと

宇佐美まこと(著)

あらすじ

1985年春職業安定所で「葉子」は「希美」と出会う。暗い事情を抱えた二人。希美は葉子に知り合いの家で家政婦をやらないかと持ちかける。初めは平穏に働いていた葉子だがある事件をきっかけに歯車が狂い始める。宇佐美まことの「るんびにの子供」が面白かったのでこの本を手に取った。

感想

貧困と絶望の無限ループ。

生まれながらの貧困。自分ではどうにもできない不運に翻弄され、生き地獄を抜け出すために人を殺した2人。手を汚さなければ自力で抜け出せなかったし他に方法は無かったんだと思う。中盤から暗いトンネルの中をさ迷っているような気持ちになった。先の展開が気になって私もいつの間にか真っ暗な底無し沼にはまっていた。
最終章ですべての伏線が回収されたとき訪れる結末は裁きか、それとも・・・

この本で心に残った言葉

「身の内に毒を持ちなさい。中途半端な賢者にならないで。自分の考えにしたがって生きる愚者こそ、その毒を有用なものに転じることができるのです。まさに、愚者の毒ですよ。」

宇佐美まこと 著 愚者の毒 引用

この言葉が最後重要な意味を持つことになる。宇佐美まことの作品は面白い。

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」古賀史健

この本から学べること

現役ライターの著者が現場で習得した

「話し言葉から書き言葉へ」

文章を書くテクニックや考え方、話せるのに「書けない」に答えてくれる一冊。

こんな人におすすめ

  • いまいち伝わらない文章になってしまう
  • 文章展開のやり方が分からない
  • 読みやすい文章が書けない

目次 【内容を要約】

はじめに

  • 「話せるのに書けない!」のはなぜか?
    【文章の書き方は学校では教えてくれない。作文の書き方は忘れること!】
  • ガイダンス その気持ちを要約しよう
    【そもそも文章とはなにか、頭の中のぐるぐるを文章化するには】
  • 第1講 文章は「リズム」で決まる
    【文章にリズムをつけて読みやすく!句読点、改行、接続詞の使い方】
  • 第2講 構成は「眼」で考える
    【頭にスッと入ってくる文章構成はカメラワークで考えて作る。読者の期待を煽る冒頭文3パターン】
  • 第3講 読者の「椅子」に座る
    【人は他人事には関心を示さない。どうやって自分事にするかは読書目線で決まる。関心を得るテクニック】
  • 第4講 原稿に「ハサミ」を入れる
    【回りくどい表現は「読みづらさの原因」文章の余分な部分をカットし伝わる文章を作る編集方法】

感想

各章の最後にまとめページがあり一目で大切なところが分かるので読みやすく頭に入りやすい。頭の中のモヤモヤしたものを効率よく順序立てて文章を作れる様になっているのでこれから文章を書こうとしている人、うまく文章が書けないひとにおすすめの本です。これからの時代、文章を書く技術は自分の武器になる。読んでみて損はないと思う。

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最後まで、読んで頂きありがとうございました。
next time bye now!

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この記事を書いた人

はじめまして、kimihibiです。
30代OL。2014年に結婚し、夫婦2人暮らし。性格は、内向的、口下手、コミュ障。でも、自立心と上昇志向は強い。夫婦2人で生きやすい時間を確保するために奮闘中。2016年からアウトドア(登山・キャンプ)を始め、読書、おうち時間も大好きです。

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