2020年10月に読んだ本

こんにちは、kimihibiです。

10月に読んだ本を一覧にしました。興味のある本があったら是非手に取ってみてください。

目次

「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」花田菜々子

こんな人におすすめ

  • 今の自分を変えたい人
  • 新しい世界に一歩踏み出したい人
  • 前向きな気持ちになりたい人

感想

興味をそそるタイトル。出会い系サイトで本をすすめるってどんな話?と思って手に取った。

「深夜のファミレス、帰る家のない彼女は時間を潰していた。」

仕事でも、プライベートでも行き詰まり、私は、このままで本当にいいのか?と自問自答する。話は、ここから始まる。

著者は、書籍と雑貨の店「ヴィレッジヴァンガード」の店長をしていた。本の知識は、1万冊を越える。

そんな彼女が、出会った新しい世界。
「知らない人と30分だけ会って話をする」という企画のWebサービス

癖のあるメンツにそれぞれにぴったりな1冊を選んでおすすめしまくる。
笑いあり、涙あり。人生の岐路にたった彼女が、いろんな人達と出会い自分と向き合いながら明るい未来へ進んでいく。

紹介された本は、最後のページに一覧で載っている。どれも、魅力ある本ばかり。知らないジャンルの本であってもついつい手にとってしまいたくなる。

花田さんの本の紹介は、そんなに多くを語っていないのに読んでどんな気持ちになるか、どんなことを得られるのか、簡潔に書かれている。

決断した女は強い。過去を振り返らず、まっすく進んでいく。新たな世界の扉を開けた彼女の行動力に勇気をもらった。

夢をかなえるゾウ」水野敬也

水野敬也(著) 文響社 (2020/7/9)

こんな人におすすめ

  • 自分を変えたい人
  • 将来の夢を持ち、叶えたい人
  • 何をしたいのか、何に向いているか分からない人

感想

今の「平凡な」自分を変えたい。成功したい。いい車に乗って、ちやほやされたい。
でも、新しいことを始めても3日坊主で何も変われない「僕」。そんな「僕」の前に、ガネーシャが現れる。

なぜか関西弁でタバコもやめられないダイエットなんかする気もないぐうたらで自分勝手なサイテーな神様。
「僕」は、ガネーシャに振り回されながらも、与えられた「課題」をこなしていく。

そして、世の中の仕組みを理解する。社会人として、人として、仕事をする上で大切な物は何か。世間体を気にして諦めた夢をかなえるには一体どうしたらいいか。

ガネーシャ、ハチャメチャなんだけどなんか憎めない(笑)釈迦と富士急ハイランドに遊びに行ったくだりは、笑えた。

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」二宮敦人

二宮敦人(著) TOブックス (2016/11/1)

こんな人におすすめ

  • 大切な人に素直になれない人
  • なんとなく毎日を過ごしている人

あらすじ

ある日突然、あなたの大切な人やあなた自身が「余命宣告」を告げられたらその後どんな「生き方」をするだろうか?主人公は、患者との向き合い方が対極な2人の医師。余命宣告までの時間を治療を受けずに自分らしく生きるよう患者の「心を救おうとるする」桐子。
延命治療をし、奇跡を信じ「身体的に救おうとする」福原。2人とも考えは違うが、患者を思いやる気持ちは人一倍ある優秀な医師。2人が患者とどう向き合い患者はどんな選択をし医師や、大切な人に何を託すのかが見所。

今まで普通に健康に暮らしていた人たちに突如突きつけられる残酷な運命。否応なしに「死」と向き合わされる
患者と家族。待っているのは絶望か、それとも、、、

感想

誰にでも必ず訪れる「死」

死について考えさせられるとても重い作品だった。どうせ死ぬなら副作用の苦しみに耐えながら生きるよりは楽に死にたい。でも、大切な人と1分でも長く一緒に居たい。やりたい夢があったら治療に耐えて復活して夢を叶えたい。

患者・家族どちらに自分を重ねても簡単には答えが出せない。私的には、この本の主人公は2人の同期の医師の「音山」だった。彼が対立していた2人の緩衝材のような役割をしていたが、彼の言葉一言一言の重み、患者と一緒に迷い寄り添う様が優しくこんな人に最後看取ってもらえたら幸せだろうなと思った。

通勤中に読んでいて涙が出そうになるのをこらえながら読んだ。

健康で、普通の日常が送れることは幸せなこと。毎日を、大切に生きようと思う1冊。

「medium霊媒探偵城塚翡翠」相沢沙呼

相沢沙呼(著) 講談社 (2019/9/12)

こんな人におすすめ

  • 最後のページを絶対に覗かない人
  • ネットやレビューのネタバレを見ない自信がある人

あらすじ

難事件をいくつも解決してきた推理作家「香月史郎」死者の言葉を伝えることができる特殊能力を持つ霊媒「城塚翡翠」2人が力を合わせ難事件に挑む。構成は、4話の連続短編とエピローグ。

感想

この本を手に取った理由は、本の帯に『全てが、伏線』と書かれていたから。
これは、最後に大どんでん返し期待できるぞ!と思って読むのを心待ちにしていた。

結論から言うと、「挫折しそうになっても最後のページまでしっかり読んでください」

この一言に尽きる。読んでいる途中は、違和感が半端なかった。
何度も、本を閉じようかと思った。でも、帯にあった言葉を信じて読み進めた。

『全てが、伏線』

読みきった後に、それ以外の言葉が見つからなかった。
話の途中、ぼやけていた部分が最終章で鮮明になる。事件の見方ががらりと変わる。
しかし、最終話でまた別の得たいの知れない違和感が生まれる。最終話ではすべては終わらない。

ぜひ、エピローグまでしっかり読んでみて欲しい。

「ビックリマーク」二宮敦人

TOブックス (2016/11/1)

こんな人におすすめ

  • 体験したことのない恐怖を味わいたい人
  • ホラーやサスペンス小説好きな人
  • 人間の心の闇を見たい人

あらすじ・感想

この表紙のまがまがしさw手に取らずにはいられなかった。
とても、あの感動作の「最後の医者は桜を見上げて君を思う」を書いた人とは思えない(汗)
短編3話構成。どの話も不気味で怖い。

クラスメイト

拾った携帯電話のデータフォルダに友達の惨殺死体の写真が入っていた。そして、アドレス帳には「クラス全員」の連絡先が!殺人鬼はクラスの中にいる?戦慄する衝撃の結末。

とんでもない携帯電話を拾ってしまった主人公。夜中に殺人鬼からの鬼電描写は怖すぎて逆に笑ってしまった。小説読んでて恐怖して笑ったのは初めてだ。緊迫するシーンが続き最後は思いもよらない展開になる。

大学受験に失敗し予備校に通う「私」と殺人鬼の視点で交互に話が展開される。二人を繋げたのは壁に空いた「穴」だった。

要領がいい人間に対する嫉妬。妬み。主人公に感情移入して読むと苦しくてツラかった。私にも覚えがある。わかるよ。わかるけど、、狂ってる。人間のドロドロした感情がつまった話。

全裸部屋

朝、目が覚めると「私」は全裸で真っ白な壁の立方体の中に閉じ込められていた。
しかも、時間が経つにつれて壁と天井が動いて小さくなっていく。じわじわと這い上がる恐怖。死へのカウントダウンが始まる。

最悪な状況。しかも、なんでこうなったのか解らない理不尽さと不気味さ。
話は「私」の思考によって展開される。超冷静な女子高生。名探偵かよってくらい洞察力と頭の回転が早い(笑)彼女の冷静な突っ込みにくすっとする場面が多々あった。

彼女が最後どうなったかはぜひこの本を手に取ってご覧いただきたい。

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最後まで、読んで頂きありがとうございました。
next time bye now!

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この記事を書いた人

はじめまして、kimihibiです。
30代OL。2014年に結婚し、夫婦2人暮らし。性格は、内向的、口下手、コミュ障。でも、自立心と上昇志向は強い。夫婦2人で生きやすい時間を確保するために奮闘中。2016年からアウトドア(登山・キャンプ)を始め、読書、おうち時間も大好きです。

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